最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金を投じて金融機関から不良資産を買い取る金融安定法案に関し,米政府と議会は大筋の合意に達したもようだ. 「75兆円で買取る住宅ローン債券は,将来値上がりするから納税者の負担にならない」とするポールソン米財務長官の「強弁」に,ペロシ下院議長(民主党)ら議会幹部が押し切られたのだろう. これで,ポールソン米財務長官の出身母体・ゴールドマン・サックスは救済される. 何しろ,破綻原因となる膨大な不良債権を米国政府に押し付けられるのだから…. 一方,75兆円もの不良債権を押し付けられる米国政府はどうなってしまうのか? 間違いなく 『全ての不良債権を背負って倒れゆく米政府』ということになるだろう! . 2008/09/29 飯山一郎 |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
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