去る4月9日.私は「緊急報告」と題し,「米国株.来週は暴落の嵐か?!」といったセンセーショナルな記事を書いた.この翌日だけNYダウは257ドルも下落した. ところが先週末,NYダウは228ドルも上昇した.飯山一郎,大ハズレである. しかし問題は,この先どうなるか? である. 巨大な住宅バブルが破裂し,金融商品が次々と不良債権化し,シティなど最終損が15兆円以上か! と言われるほど惨憺たる状況が一朝一夕で改善されるはずはないのだ.ソロスやグリーンスパンが,「現在のアメリカの金融危機は第二次世界大戦後,最悪!」とまで言い切ったのは,ほんの先月のことである. アメリカのクレジット・クランチ(信用収縮),リセッション(景気後退),スタグフレーション(不況下の物価高)は,これからが本番である.そう思ったほうがいい.そう思って,NYダウの週足チャートをじっくり眺めて欲しい. …とは言え,目先,短期的には株は買い! である. そう思って,NYダウの日足チャートもじっくり眺めて欲しい. . 2008/04/20 飯山一郎 . |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
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