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飯山一郎の『チャートで明日を読む!』
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「あの世でなんか会いたくない.
生きている父べえに会いたい.」
吉永小百合
 吉永小百合,63歳.映画『母べえ』では30歳代の主婦を演じきっている.
 映画のなかで,吉永小百合がワンピースのままで海に飛び込み,見事な抜き手
で泳いでいくシーンがある.どう見ても,20歳代の体力であり容貌だ.
 凄いというより大変な女優である.まさに日本を代表する大女優である.
 
 映画『母べえ』.治安維持法違反の思想犯として逮捕される学者.地獄のような
過酷な牢獄のなかで結局は獄死してしまう.その学者の留守家庭の日常に密着
した映像が執拗につづく.
 日常生活に土足で踏み込んでくる特高(特別高等警察)のむき出しの暴力.日々
すすむ戦争化.その軍国主義国家に媚を売り擦り寄る報国婦人会のおばちゃん
たち.こんな人間像は,いまも大勢いる.アメリカの戦争に喜んで協力する勢力は
皆そうだし,市民主義を標榜する高畠ゼミのOBOG会にもいたっけ.
 
 『母べえ』は,いまも進む戦争化の風潮に,いま,あらためて,力づよく,しかし,
おだやかに,「No!」というメッセージを発信した映画である.昔風の言葉で言え
ば,「反戦平和」の映画である.
 しかし,この「反戦平和」というメッセージこそは日本国憲法の中核にある理念で
あり,このメッセージを,いま,あらためて,力づよく,しかし,おだやかに,世界中
に発信することが,もしできれば,日本は,世界に冠たる国家になれるのだが…….
 
 映画のラストシーン.老衰し,死の床についた吉永の耳元で,娘が言う.
 
「おばあちゃん,あの世に行けば父べえに会えるね?」
 
この問いかけに対し,おばあちゃんは,娘に,はっきりと答えるのだった.
 
 「あの世でなんか会いたくない.生きている父べえに会いたい」, と.
 
 …うしろのほうの席から,嗚咽(おえつ)が聞こえてきた.
 私も,あふれる涙がとまらなかった.
 主演・吉永小百合.監督・山田洋次.『母べえ』.…必見の映画である. (飯山)
 
↓ 下の写真クリックすると,20歳代に見える吉永小百合が… ↓ 母べえ

 旅に出たり,映画を見たり…,気分転換のうまい人は,株で勝つ確立が
たかい.
 映画を見て,知らない街をうろついて,おもむろにゴールデンチャート社
の株価チャートをながめてみた.
 なんとなく,明日の株価が,今後の動向が,よく見える,気がする (笑)
 
 そこで,ずばり! と言わせていただく.
 今後の株価の動向は,NY市場次第である.
 そのNYは,そろそろ再度の下落場面に転じる.
 そして,二番底を取りにいく.
 二番底は,12000ドルを再度割り込み,11800ドルあたりとなる.
 下のチャートを参照して欲しい.
 
 ところで,[9984]ソフトバンク.MS社とヤフー社の合併が進展すれば
とんでもない大相場に発展するは必定. 
 
 ご意見やご質問は,この掲示板にどうぞ (^_^;
       2008/02/03    飯山一郎
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